日
17
4月
2011
「冬の小鳥」を見てきました
土曜日の夜なんかに映画館に行くもんじゃない。
凹みかけてる気持ちを自覚するつもりだったのに、
他人に凹まされるのはいや、という我が儘。
フォーラム那須塩原。
独り、と思いきや予告が終わったらもう一人入ってきました。
「冬の小鳥」を見てきました。
原題は「여행자 (ヨヘンジャ)」。旅行者という意味だそうです。
かけ離れた邦題と原題。
それほど文化的、民族的な違いがあるということか。
父親に、旅行に行くからと、一緒に余所行きの服を買いに行き、美味しい食事をし、
バスに乗ってケーキまで買って行った先は、孤児院だった。
一人残された少女ジニは、現実を受け入れられず、いつか父親が迎えに来ると信じながら孤児院で過ごす。
この手の話しって、孤児院の中に厳しくて嫌みで意地悪なキャラクターが一人二人いがちです。
スケープゴートを作りたいのです。
誰かを責めることで、共感を作りたがる。
その方が気持ちが楽になるから。
でも、この作品では 悪者はいないのです。
それぞれがそれぞれの事情を背負っているのです。
天才子役ってのは、いる。
物語を理解し、状況にあった表情を作る。
場面の殆どが、絶望と孤独の険しい表情ですが、
いよいよエンディング近くのその表情は、なにか違うものを感じさせてくれます。
最初の国内公開は2010年だそうです。
岩波ホール。流石。
私にとって、今年のベストになりそうな作品でした。
スポーツ選手が安全ピンでゼッケンを留めているのが怖い、と言う方と一緒にご覧下さい。
工房KENTA website





